GitHubをはじめよう

第2章

Git を入れて、名前とメールを設定する

第1章で使った GitHub は、インターネットの上にある置き場所です。これから使う Git は、 自分のパソコンの中でファイルの変更を記録する道具です。この章では、その Git をパソコンに入れて、 記録に残す名前とメールアドレスを決めます。一度済ませれば、次からはやらなくて構いません。

この章でやること
Git を自分のパソコンに入れて、ターミナルで入ったことを確かめ、記録に残す名前とメールアドレスを設定します。Windows と Mac で手順が分かれます。
この章が終わると
git --version でバージョンが出て、名前とメールアドレスが設定できている状態
必要なもの
自分のパソコン(Windows か Mac)とインターネット。学校や会社のパソコンでは、アプリを入れる許可が要ることがあります。
かかる時間の目安
30分ほど。Git のダウンロードとインストールを待つ時間は、インターネットの速さで変わります(Mac は数十分かかることもあります)。
前の章で済ませたこと
第1章で GitHub に登録しました。そのときのメールアドレスを、この章の終わりで使います。

この章で出てくる言葉

分かる言葉は読み飛ばして構いません。途中で分からない言葉が出たら、ここに戻ってきてください。前の章で説明した言葉は、その章の冒頭(パソコンの基本の言葉はトップページ)にあります。

ダウンロード
インターネットからファイルを自分のパソコンに持ってくること。
インストール
道具(アプリ)をパソコンに入れて、使えるようにすること。入れるためのファイルをインストーラと呼びます。
半角(日本語入力のオンとオフ)
コマンドは半角(日本語入力をオフにした状態)の英字で打ちます。全角の「git」は別の文字として扱われ、動きません。切り替えは Windows が「半角/全角」キー、Mac は「英数」キー(日本語に戻すのは「かな」キー)です。
コピーと貼り付け
マウスのボタンを押したまま文字をなぞって選び、Windows は Ctrl キー、Mac は command キーを押しながら C でコピー、V で貼り付けです。この教材のコマンドも、コピーしてターミナルに貼り付けて構いません。
キーを押しながら(ショートカットキー)
「Ctrl + J」「Ctrl キーを押しながら J」は、Ctrl キーを押したまま J を押し、両方を離すという意味です。Mac では Ctrl の代わりに command キー(⌘)を使うことが多いです。
右クリック
マウスの右のボタンを押すこと。押した場所に合った操作の一覧(メニュー)が出ます。トラックパッドは2本の指で押します。
ダブルクリック
マウスの左のボタンを素早く2回押すこと。ファイルやアプリを開くときに使います。
Finder
Mac でファイルやフォルダーを探して開くアプリ。画面の下の並び(Dock)の左はしにある、青と白の顔のアイコンです。
エディター
文章を書き換えるためのアプリ。Windows のメモ帳、Mac のテキストエディットもその1つです。VS Code もエディターです。
HTTPS
インターネットでやりとりするときの方式の1つ。GitHub の住所の頭の https:// のことです。この教材では、GitHub とのやりとりにこれを使います。
コミット(記録)
ファイルのその時点の状態を、名前とメッセージを付けて Git に残すこと。この教材では「記録」とも呼びます。第4章でやります。
ブランチ(枝)
記録を積んでいく線のこと。線を分けて、別々に進めることができます(第6章)。最初からある枝の名前は main です。
main
最初からある枝の名前。この教材では「本流」とも呼びます。
Esc キー
キーボードのいちばん左上にあるキー。開いた一覧を閉じたり、やっていることを止めたりするときに押します。
Claude Code
Anthropic 社の AI エージェント。ターミナルの中で動きます。使うには Claude の有料プランか、Anthropic Console のアカウントが要ります。
アプリの切り替え
開いているアプリを行き来すること。Windows は Alt キーを押しながら Tab、Mac は command キーを押しながら Tab。画面の下の並び(タスクバー・Dock)のアイコンを押しても切り替わります。

この章は、どの進め方を選んでいても同じです

第3章からは進め方(ターミナル / VS Code / AI エージェント)で手順が分かれますが、Git はどの進め方でも自分のパソコンに入っている必要があります。

ターミナル:この章で開くターミナルを、第3章からもそのまま使います。

VS Code:VS Code のボタンは、中で Git を動かしています。名前とメールアドレスを設定するボタンも無いので、この章はターミナルで進めます。 すでに VS Code を入れている人は、上のメニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」で開く画面に、同じコマンドを打っても構いません。

AI エージェント:AI エージェントも、Git を使って作業します。先に Git が入っていないと動けないので、Git を入れるところまでは自分の手で進めます (Windows の Claude Code も、先に Git for Windows を入れておくことを勧めています)。Git が入ったあとなら、名前とメールアドレスの設定は 「git の名前を〇〇、メールアドレスを〇〇に設定して。終わったら設定の中身を見せて」と頼んでも同じことができます。 ただ、3行だけなので、何が設定されたかが分かるように自分で打つのがおすすめです。

あなたのパソコンはどちらですか

Git の入れ方は、パソコンの種類(OS)で違います。自分のパソコンに近いほうを押してください。あとから何度でも変えられます。

どちらか分からないときは、パソコンの画面を見てください。ボタンの下の説明に近いほうが、あなたのパソコンです。 この教材をスマホで読みながらパソコンを触っている人は、スマホではなくパソコンのほうを選びます。

下にスクロールすると、手順が1つずつ再生されます。見逃したら、スクロールを戻せば同じところが巻き戻ります。 それぞれの手順の「うまくいかないとき」には、つまずいたときの見分け方と戻り方を書いてあります。

Windowsの場合

  1. 01 / 13

    ブラウザ(ホームページを見るアプリ。Edge や Chrome)で、Git の公式サイトを開きます。

    いちばん上の細長い欄(アドレスバー)に git-scm.com/install/windows と打ち、Enter キーを押します。

    うまくいかないとき:違うページが出たら、打った文字を見直します。Git は必ずこの公式サイトからダウンロードします。

    git-scm.com/install/windows
  2. 02 / 13

    「Click here to download」を押します。Git を入れるファイル(インストーラ)のダウンロードが始まります。

    ダウンロードは、インターネットからファイルを持ってくること。ファイルは Git-2.55.0.5-64-bit.exe のような名前です(数字は時期で変わります)。

    うまくいかないとき:どこに落ちたか分からないときは、Ctrl キーを押しながら J を押すと、ダウンロードの一覧が開きます。

    git-scm.com/install/windows
  3. 03 / 13

    ダウンロードしたファイルを開きます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら「はい」を押します。

    ブラウザのダウンロードの一覧でファイルの名前を押すと開きます。インストールは、道具をパソコンに入れて使えるようにすること。最初の画面は英語の使用条件なので、Next で構いません。

    うまくいかないとき:「はい」が無くパスワードを求められたら、パソコンの管理者の許可が要ります。学校や会社のパソコンなら、管理している人に相談します。

    Git-2.55.0.5-64-bit.exe
  4. 04 / 13

    Next を押して進みます。入れる場所などの画面もそのまま Next。やがてエディターを選ぶ画面が出ます。

    Git が文章を書かせるときに開く道具(エディター)を選ぶ画面です。最初の Vim のまま Next で構いません。この教材では使いません。

    うまくいかないとき:後で見慣れない画面(Vim)から抜けられなくなったら、Esc キーを押してから :q! と打って Enter を押します。

    Git-2.55.0.5-64-bit.exe
  5. 05 / 13

    そのまま Next で進み、Adjusting your PATH environment では (Recommended) の付いた真ん中のままにします。

    ターミナルから git を使えるようにする設定です。その前に出る枝の名前の画面(…initial branch…)も、そのまま Next です。

    うまくいかないとき:一番上(Git Bash only)に印が付いていると、ターミナルから git が見つかりません。真ん中の丸を押してから Next を押します。

    Git-2.55.0.5-64-bit.exe
  6. 06 / 13

    さらに Next で進み、Choose a credential helper では Git Credential Manager のままにします。

    あいだに出る HTTPS や改行の扱いなどの画面も、そのまま Next です。Git Credential Manager は、GitHub へのサインインを手伝う道具です。

    うまくいかないとき:None に印が付いていたら、Git Credential Manager の丸を押します。None のままだと、GitHub とやりとりするたびに入力を求められます。

    Git-2.55.0.5-64-bit.exe
  7. 07 / 13

    残りの画面も Next で進み、ボタンが Install に変わったら押します。終わると Completing the Git Setup Wizard と出ます。

    入れ終わるまで少し時間がかかります。進み具合を表す帯が右はしまで伸びるのを待ちます。

    うまくいかないとき:エラーが出て止まったら、パソコンを再起動して、ファイルを開くところからやり直します。入れ直しても困ることはありません。

    Git-2.55.0.5-64-bit.exe
  8. 08 / 13

    Finish を押して閉じます。次に、Windows キー(窓のマーク)を押しながら X を押し、一覧から「ターミナル」を選びます。

    ターミナルは、文字で命令(コマンド)を打つ画面です。黒い画面ですが怖くありません。打ち間違えても壊れません。行の頭の you には、あなたの名前が出ます。

    うまくいかないとき:「ターミナル」が無いとき(Windows 10 など)は「Windows PowerShell」を選びます。ブラウザで英語のページ(Release Notes)が開いたら閉じて構いません。

    Windows PowerShell
  9. 09 / 13

    git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。

    半角の英字で打ちます(日本語入力はオフ)。git と -- のあいだに空白を1つ。この文字をコピーして、Ctrl + V か右クリックで貼り付けても構いません。

    うまくいかないとき:赤い字のエラーが出たら、ターミナルを閉じて開き直してから打ち直します。入れる前から開いていたターミナルは、新しい Git を知りません。

    Windows PowerShell
  10. 10 / 13

    記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。

    この名前は、あなたの記録(コミット)に「誰が残したか」として付きます。GitHub のユーザー名と同じにすると分かりやすいです。

    うまくいかないとき:「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。

    Windows PowerShell
  11. 11 / 13

    メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。

    GitHub は、記録のメールアドレスを見て、あなたの記録だと判断します。公開したくない人は、この章の下の「メールアドレスを公開したくないとき」を先に読みます。

    うまくいかないとき:打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。

    Windows PowerShell
  12. 12 / 13

    最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。

    GitHub で作ったリポジトリの最初の枝も main です。手元でも同じ名前にそろえておくと迷いません。枝は第6章で扱います。

    うまくいかないとき:つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。

    Windows PowerShell
  13. 13 / 13

    設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。

    大文字を混ぜて打った defaultBranch は、ここでは小文字で出ます。同じ設定なので気にしなくて構いません。

    うまくいかないとき:user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。

    Windows PowerShell

うまくいかないとき(手順ごと)

上の手順の番号と合わせて見てください。

  1. 01

    ブラウザ(ホームページを見るアプリ。Edge や Chrome)で、Git の公式サイトを開きます。

    違うページが出たら、打った文字を見直します。Git は必ずこの公式サイトからダウンロードします。

  2. 02

    「Click here to download」を押します。Git を入れるファイル(インストーラ)のダウンロードが始まります。

    どこに落ちたか分からないときは、Ctrl キーを押しながら J を押すと、ダウンロードの一覧が開きます。

  3. 03

    ダウンロードしたファイルを開きます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら「はい」を押します。

    「はい」が無くパスワードを求められたら、パソコンの管理者の許可が要ります。学校や会社のパソコンなら、管理している人に相談します。

  4. 04

    Next を押して進みます。入れる場所などの画面もそのまま Next。やがてエディターを選ぶ画面が出ます。

    後で見慣れない画面(Vim)から抜けられなくなったら、Esc キーを押してから :q! と打って Enter を押します。

  5. 05

    そのまま Next で進み、Adjusting your PATH environment では (Recommended) の付いた真ん中のままにします。

    一番上(Git Bash only)に印が付いていると、ターミナルから git が見つかりません。真ん中の丸を押してから Next を押します。

  6. 06

    さらに Next で進み、Choose a credential helper では Git Credential Manager のままにします。

    None に印が付いていたら、Git Credential Manager の丸を押します。None のままだと、GitHub とやりとりするたびに入力を求められます。

  7. 07

    残りの画面も Next で進み、ボタンが Install に変わったら押します。終わると Completing the Git Setup Wizard と出ます。

    エラーが出て止まったら、パソコンを再起動して、ファイルを開くところからやり直します。入れ直しても困ることはありません。

  8. 08

    Finish を押して閉じます。次に、Windows キー(窓のマーク)を押しながら X を押し、一覧から「ターミナル」を選びます。

    「ターミナル」が無いとき(Windows 10 など)は「Windows PowerShell」を選びます。ブラウザで英語のページ(Release Notes)が開いたら閉じて構いません。

  9. 09

    git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。

    赤い字のエラーが出たら、ターミナルを閉じて開き直してから打ち直します。入れる前から開いていたターミナルは、新しい Git を知りません。

  10. 10

    記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。

    「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。

  11. 11

    メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。

    打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。

  12. 12

    最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。

    つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。

  13. 13

    設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。

    user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。

Macの場合

  1. 01 / 09

    ターミナルを開きます。command キー(⌘)を押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って Enter を押します。

    ターミナルは、文字で命令(コマンド)を打つ画面です。Mac では最初は白い画面です(この絵は黒ですが中身は同じ)。打ち間違えても壊れません。

    うまくいかないとき:検索の欄が出ないときは、Finder で「アプリケーション」→「ユーティリティ」を開き、「ターミナル」をダブルクリック(素早く2回押す)します。

    ~
  2. 02 / 09

    git --version と打って Enter を押します。Git が無い Mac では、Git を含む道具を入れるかを聞かれます。

    半角の英字で打ちます。この文字をコピーして command + V で貼り付けても構いません。Git が入っている Mac ではこの画面は出ず、手順5と同じ1行が出ます。そのときは手順6へ。

    うまくいかないとき:この画面が出ず、ほかにも何も起きないときは、xcode-select --install と打って Enter を押すと、同じ画面が出ます。

    ~
  3. 03 / 09

    「インストール」を押し、使用許諾契約の画面で「同意する」を押すと、ダウンロードとインストールが始まります。

    終わるまで数分から数十分かかります(インターネットの速さによります)。「ソフトウェアがインストールされました。」と出れば終わりです。

    うまくいかないとき:失敗したと出たら、インターネットにつながっているかを確かめ、手順2の git --version からやり直します。

    ~
  4. 04 / 09

    「完了」を押して閉じます。ターミナルに戻ります。

    ターミナルの英語の3行は「道具が見つからないので、入れるよう頼んだ」という知らせです。気にしなくて構いません。

    うまくいかないとき:ターミナルの窓が見えなくなったら、手順1と同じように command キーを押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って開きます。

    ~
  5. 05 / 09

    もう一度 git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。

    数字は Mac の状態で変わります。(Apple Git-…) は、Apple が配っている Git という意味です。

    うまくいかないとき:また同じ画面が出たら、まだ入り終わっていません。「インストール」を押すところからやり直します。

    ~
  6. 06 / 09

    記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。

    この名前は、あなたの記録(コミット)に「誰が残したか」として付きます。GitHub のユーザー名と同じにすると分かりやすいです。

    うまくいかないとき:「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。

    ~
  7. 07 / 09

    メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。

    GitHub は、記録のメールアドレスを見て、あなたの記録だと判断します。公開したくない人は、この章の下の「メールアドレスを公開したくないとき」を先に読みます。

    うまくいかないとき:打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。

    ~
  8. 08 / 09

    最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。

    GitHub で作ったリポジトリの最初の枝も main です。手元でも同じ名前にそろえておくと迷いません。枝は第6章で扱います。

    うまくいかないとき:つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。

    ~
  9. 09 / 09

    設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。

    大文字を混ぜて打った defaultBranch は、ここでは小文字で出ます。同じ設定なので気にしなくて構いません。

    うまくいかないとき:user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。

    ~

うまくいかないとき(手順ごと)

上の手順の番号と合わせて見てください。

  1. 01

    ターミナルを開きます。command キー(⌘)を押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って Enter を押します。

    検索の欄が出ないときは、Finder で「アプリケーション」→「ユーティリティ」を開き、「ターミナル」をダブルクリック(素早く2回押す)します。

  2. 02

    git --version と打って Enter を押します。Git が無い Mac では、Git を含む道具を入れるかを聞かれます。

    この画面が出ず、ほかにも何も起きないときは、xcode-select --install と打って Enter を押すと、同じ画面が出ます。

  3. 03

    「インストール」を押し、使用許諾契約の画面で「同意する」を押すと、ダウンロードとインストールが始まります。

    失敗したと出たら、インターネットにつながっているかを確かめ、手順2の git --version からやり直します。

  4. 04

    「完了」を押して閉じます。ターミナルに戻ります。

    ターミナルの窓が見えなくなったら、手順1と同じように command キーを押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って開きます。

  5. 05

    もう一度 git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。

    また同じ画面が出たら、まだ入り終わっていません。「インストール」を押すところからやり直します。

  6. 06

    記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。

    「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。

  7. 07

    メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。

    打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。

  8. 08

    最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。

    つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。

  9. 09

    設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。

    user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。

メールアドレスを公開したくないとき

設定したメールアドレスは、あなたが残す記録の中に入ります。公開のリポジトリに記録を送ると、その記録を見た人には メールアドレスも見えます。見せたくない人は、GitHub が用意している「公開用のメールアドレス(noreply)」を使います。

  1. ブラウザで GitHub にサインインし、右上の自分のアイコンを押して Settings を開きます。
  2. 左の一覧から Emails を開きます。
  3. Keep my email address private に印を付けます。すると、[email protected] のような形のアドレスが表示されます (数字とユーザー名は人によって違います)。
  4. そのアドレスをコピーして、この章の「メールアドレスを設定する」手順の " " の中に貼り付けます。

このアドレスも、あなたのアカウントに結びついています。GitHub の画面では、登録したメールアドレスと同じように、記録にあなたの名前が付きます。 画面の英語の表記は GitHub 公式ドキュメント(コミット メール アドレスを設定する)のとおりです。GitHub の画面は変わることがあるので、見つからないときは公式ドキュメントを確かめてください。

打ち間違えたとき

名前やメールアドレスの設定は、何度でもやり直せます。同じコマンドを正しい値で打ち直すと、あとから打ったほうに置き換わります。直したら、git config --global --list で中身を確かめます。

名前が途中で切れている(" " で囲み忘れた)

空白の入った名前を " " で囲まずに打つと、空白の前までしか入りません。エラーは出ないので、確かめて初めて気づきます。

$ git config --global user.name practice learner
$ git config --global user.email "[email protected]"
$ git config --global init.defaultBranch main
$ git config --global --list
user.name=practice
[email protected]
init.defaultbranch=main
$ git config --global user.name "practice learner"
$ git config --global --list
user.name=practice learner
[email protected]
init.defaultbranch=main

設定の名前のつづりを間違えた

init.defaultBranch のつづりを間違えると、エラーは出ずに別の名前の設定として入ります。 間違えて入ったものは --unset で消してから、正しいつづりで打ち直します。

$ git config --global init.defaultBrnch main
$ git config --global --list
user.name=practice-learner
[email protected]
init.defaultbrnch=main
$ git config --global --unset init.defaultBrnch
$ git config --global init.defaultBranch main
$ git config --global --list
user.name=practice-learner
[email protected]
init.defaultbranch=main

出力は、この教材用に作った練習の設定で実際に打って得たものです。Windows の PowerShell でも、打つコマンドと出る内容は同じです(行の頭が$ ではなく PS C:\Users\…> になるだけです)。

この章で覚えること

  1. 1

    Git は自分のパソコンに入れる道具、GitHub はインターネットの上の置き場所です。 どの進め方を選んでも、Git は必要です。

  2. 2

    git --version で、Git が入っているかを確かめられます。git version で始まる1行が出れば入っています。

  3. 3

    git config --global で決めた名前とメールアドレスは、これから残すすべての記録に付きます。 間違えても、打ち直せば置き換わります。

公式の説明は Git のInstallと、Pro Git(日本語)のGitのインストール・最初のGitの構成にあります。

次の章手元のパソコンと GitHub をつなぐGitHub にある置き場所を、自分のパソコンへ持ってくる。

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