第2章
Git を入れて、名前とメールを設定する
第1章で使った GitHub は、インターネットの上にある置き場所です。これから使う Git は、 自分のパソコンの中でファイルの変更を記録する道具です。この章では、その Git をパソコンに入れて、 記録に残す名前とメールアドレスを決めます。一度済ませれば、次からはやらなくて構いません。
- この章でやること
- Git を自分のパソコンに入れて、ターミナルで入ったことを確かめ、記録に残す名前とメールアドレスを設定します。Windows と Mac で手順が分かれます。
- この章が終わると
- git --version でバージョンが出て、名前とメールアドレスが設定できている状態
- 必要なもの
- 自分のパソコン(Windows か Mac)とインターネット。学校や会社のパソコンでは、アプリを入れる許可が要ることがあります。
- かかる時間の目安
- 30分ほど。Git のダウンロードとインストールを待つ時間は、インターネットの速さで変わります(Mac は数十分かかることもあります)。
- 前の章で済ませたこと
- 第1章で GitHub に登録しました。そのときのメールアドレスを、この章の終わりで使います。
この章で出てくる言葉
分かる言葉は読み飛ばして構いません。途中で分からない言葉が出たら、ここに戻ってきてください。前の章で説明した言葉は、その章の冒頭(パソコンの基本の言葉はトップページ)にあります。
- ダウンロード
- インターネットからファイルを自分のパソコンに持ってくること。
- インストール
- 道具(アプリ)をパソコンに入れて、使えるようにすること。入れるためのファイルをインストーラと呼びます。
- 半角(日本語入力のオンとオフ)
- コマンドは半角(日本語入力をオフにした状態)の英字で打ちます。全角の「git」は別の文字として扱われ、動きません。切り替えは Windows が「半角/全角」キー、Mac は「英数」キー(日本語に戻すのは「かな」キー)です。
- コピーと貼り付け
- マウスのボタンを押したまま文字をなぞって選び、Windows は Ctrl キー、Mac は command キーを押しながら C でコピー、V で貼り付けです。この教材のコマンドも、コピーしてターミナルに貼り付けて構いません。
- キーを押しながら(ショートカットキー)
- 「Ctrl + J」「Ctrl キーを押しながら J」は、Ctrl キーを押したまま J を押し、両方を離すという意味です。Mac では Ctrl の代わりに command キー(⌘)を使うことが多いです。
- 右クリック
- マウスの右のボタンを押すこと。押した場所に合った操作の一覧(メニュー)が出ます。トラックパッドは2本の指で押します。
- ダブルクリック
- マウスの左のボタンを素早く2回押すこと。ファイルやアプリを開くときに使います。
- Finder
- Mac でファイルやフォルダーを探して開くアプリ。画面の下の並び(Dock)の左はしにある、青と白の顔のアイコンです。
- エディター
- 文章を書き換えるためのアプリ。Windows のメモ帳、Mac のテキストエディットもその1つです。VS Code もエディターです。
- HTTPS
- インターネットでやりとりするときの方式の1つ。GitHub の住所の頭の https:// のことです。この教材では、GitHub とのやりとりにこれを使います。
- コミット(記録)
- ファイルのその時点の状態を、名前とメッセージを付けて Git に残すこと。この教材では「記録」とも呼びます。第4章でやります。
- ブランチ(枝)
- 記録を積んでいく線のこと。線を分けて、別々に進めることができます(第6章)。最初からある枝の名前は main です。
- main
- 最初からある枝の名前。この教材では「本流」とも呼びます。
- Esc キー
- キーボードのいちばん左上にあるキー。開いた一覧を閉じたり、やっていることを止めたりするときに押します。
- Claude Code
- Anthropic 社の AI エージェント。ターミナルの中で動きます。使うには Claude の有料プランか、Anthropic Console のアカウントが要ります。
- アプリの切り替え
- 開いているアプリを行き来すること。Windows は Alt キーを押しながら Tab、Mac は command キーを押しながら Tab。画面の下の並び(タスクバー・Dock)のアイコンを押しても切り替わります。
この章は、どの進め方を選んでいても同じです
第3章からは進め方(ターミナル / VS Code / AI エージェント)で手順が分かれますが、Git はどの進め方でも自分のパソコンに入っている必要があります。
ターミナル:この章で開くターミナルを、第3章からもそのまま使います。
VS Code:VS Code のボタンは、中で Git を動かしています。名前とメールアドレスを設定するボタンも無いので、この章はターミナルで進めます。 すでに VS Code を入れている人は、上のメニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」で開く画面に、同じコマンドを打っても構いません。
AI エージェント:AI エージェントも、Git を使って作業します。先に Git が入っていないと動けないので、Git を入れるところまでは自分の手で進めます (Windows の Claude Code も、先に Git for Windows を入れておくことを勧めています)。Git が入ったあとなら、名前とメールアドレスの設定は 「git の名前を〇〇、メールアドレスを〇〇に設定して。終わったら設定の中身を見せて」と頼んでも同じことができます。 ただ、3行だけなので、何が設定されたかが分かるように自分で打つのがおすすめです。
あなたのパソコンはどちらですか
Git の入れ方は、パソコンの種類(OS)で違います。自分のパソコンに近いほうを押してください。あとから何度でも変えられます。
どちらか分からないときは、パソコンの画面を見てください。ボタンの下の説明に近いほうが、あなたのパソコンです。 この教材をスマホで読みながらパソコンを触っている人は、スマホではなくパソコンのほうを選びます。
下にスクロールすると、手順が1つずつ再生されます。見逃したら、スクロールを戻せば同じところが巻き戻ります。 それぞれの手順の「うまくいかないとき」には、つまずいたときの見分け方と戻り方を書いてあります。
Windowsの場合
01 / 13
ブラウザ(ホームページを見るアプリ。Edge や Chrome)で、Git の公式サイトを開きます。
いちばん上の細長い欄(アドレスバー)に git-scm.com/install/windows と打ち、Enter キーを押します。
02 / 13
「Click here to download」を押します。Git を入れるファイル(インストーラ)のダウンロードが始まります。
ダウンロードは、インターネットからファイルを持ってくること。ファイルは Git-2.55.0.5-64-bit.exe のような名前です(数字は時期で変わります)。
03 / 13
ダウンロードしたファイルを開きます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら「はい」を押します。
ブラウザのダウンロードの一覧でファイルの名前を押すと開きます。インストールは、道具をパソコンに入れて使えるようにすること。最初の画面は英語の使用条件なので、Next で構いません。
04 / 13
Next を押して進みます。入れる場所などの画面もそのまま Next。やがてエディターを選ぶ画面が出ます。
Git が文章を書かせるときに開く道具(エディター)を選ぶ画面です。最初の Vim のまま Next で構いません。この教材では使いません。
05 / 13
そのまま Next で進み、Adjusting your PATH environment では (Recommended) の付いた真ん中のままにします。
ターミナルから git を使えるようにする設定です。その前に出る枝の名前の画面(…initial branch…)も、そのまま Next です。
06 / 13
さらに Next で進み、Choose a credential helper では Git Credential Manager のままにします。
あいだに出る HTTPS や改行の扱いなどの画面も、そのまま Next です。Git Credential Manager は、GitHub へのサインインを手伝う道具です。
07 / 13
残りの画面も Next で進み、ボタンが Install に変わったら押します。終わると Completing the Git Setup Wizard と出ます。
入れ終わるまで少し時間がかかります。進み具合を表す帯が右はしまで伸びるのを待ちます。
08 / 13
Finish を押して閉じます。次に、Windows キー(窓のマーク)を押しながら X を押し、一覧から「ターミナル」を選びます。
ターミナルは、文字で命令(コマンド)を打つ画面です。黒い画面ですが怖くありません。打ち間違えても壊れません。行の頭の you には、あなたの名前が出ます。
09 / 13
git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。
半角の英字で打ちます(日本語入力はオフ)。git と -- のあいだに空白を1つ。この文字をコピーして、Ctrl + V か右クリックで貼り付けても構いません。
10 / 13
記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。
この名前は、あなたの記録(コミット)に「誰が残したか」として付きます。GitHub のユーザー名と同じにすると分かりやすいです。
11 / 13
メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。
GitHub は、記録のメールアドレスを見て、あなたの記録だと判断します。公開したくない人は、この章の下の「メールアドレスを公開したくないとき」を先に読みます。
12 / 13
最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。
GitHub で作ったリポジトリの最初の枝も main です。手元でも同じ名前にそろえておくと迷いません。枝は第6章で扱います。
13 / 13
設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。
大文字を混ぜて打った defaultBranch は、ここでは小文字で出ます。同じ設定なので気にしなくて構いません。
01 / 13
ブラウザ(ホームページを見るアプリ。Edge や Chrome)で、Git の公式サイトを開きます。
いちばん上の細長い欄(アドレスバー)に git-scm.com/install/windows と打ち、Enter キーを押します。
うまくいかないとき:違うページが出たら、打った文字を見直します。Git は必ずこの公式サイトからダウンロードします。
git-scm.com/install/windows02 / 13
「Click here to download」を押します。Git を入れるファイル(インストーラ)のダウンロードが始まります。
ダウンロードは、インターネットからファイルを持ってくること。ファイルは Git-2.55.0.5-64-bit.exe のような名前です(数字は時期で変わります)。
うまくいかないとき:どこに落ちたか分からないときは、Ctrl キーを押しながら J を押すと、ダウンロードの一覧が開きます。
git-scm.com/install/windows03 / 13
ダウンロードしたファイルを開きます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら「はい」を押します。
ブラウザのダウンロードの一覧でファイルの名前を押すと開きます。インストールは、道具をパソコンに入れて使えるようにすること。最初の画面は英語の使用条件なので、Next で構いません。
うまくいかないとき:「はい」が無くパスワードを求められたら、パソコンの管理者の許可が要ります。学校や会社のパソコンなら、管理している人に相談します。
Git-2.55.0.5-64-bit.exe04 / 13
Next を押して進みます。入れる場所などの画面もそのまま Next。やがてエディターを選ぶ画面が出ます。
Git が文章を書かせるときに開く道具(エディター)を選ぶ画面です。最初の Vim のまま Next で構いません。この教材では使いません。
うまくいかないとき:後で見慣れない画面(Vim)から抜けられなくなったら、Esc キーを押してから :q! と打って Enter を押します。
Git-2.55.0.5-64-bit.exe05 / 13
そのまま Next で進み、Adjusting your PATH environment では (Recommended) の付いた真ん中のままにします。
ターミナルから git を使えるようにする設定です。その前に出る枝の名前の画面(…initial branch…)も、そのまま Next です。
うまくいかないとき:一番上(Git Bash only)に印が付いていると、ターミナルから git が見つかりません。真ん中の丸を押してから Next を押します。
Git-2.55.0.5-64-bit.exe06 / 13
さらに Next で進み、Choose a credential helper では Git Credential Manager のままにします。
あいだに出る HTTPS や改行の扱いなどの画面も、そのまま Next です。Git Credential Manager は、GitHub へのサインインを手伝う道具です。
うまくいかないとき:None に印が付いていたら、Git Credential Manager の丸を押します。None のままだと、GitHub とやりとりするたびに入力を求められます。
Git-2.55.0.5-64-bit.exe07 / 13
残りの画面も Next で進み、ボタンが Install に変わったら押します。終わると Completing the Git Setup Wizard と出ます。
入れ終わるまで少し時間がかかります。進み具合を表す帯が右はしまで伸びるのを待ちます。
うまくいかないとき:エラーが出て止まったら、パソコンを再起動して、ファイルを開くところからやり直します。入れ直しても困ることはありません。
Git-2.55.0.5-64-bit.exe08 / 13
Finish を押して閉じます。次に、Windows キー(窓のマーク)を押しながら X を押し、一覧から「ターミナル」を選びます。
ターミナルは、文字で命令(コマンド)を打つ画面です。黒い画面ですが怖くありません。打ち間違えても壊れません。行の頭の you には、あなたの名前が出ます。
うまくいかないとき:「ターミナル」が無いとき(Windows 10 など)は「Windows PowerShell」を選びます。ブラウザで英語のページ(Release Notes)が開いたら閉じて構いません。
Windows PowerShell09 / 13
git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。
半角の英字で打ちます(日本語入力はオフ)。git と -- のあいだに空白を1つ。この文字をコピーして、Ctrl + V か右クリックで貼り付けても構いません。
うまくいかないとき:赤い字のエラーが出たら、ターミナルを閉じて開き直してから打ち直します。入れる前から開いていたターミナルは、新しい Git を知りません。
Windows PowerShell10 / 13
記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。
この名前は、あなたの記録(コミット)に「誰が残したか」として付きます。GitHub のユーザー名と同じにすると分かりやすいです。
うまくいかないとき:「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。
Windows PowerShell11 / 13
メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。
GitHub は、記録のメールアドレスを見て、あなたの記録だと判断します。公開したくない人は、この章の下の「メールアドレスを公開したくないとき」を先に読みます。
うまくいかないとき:打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。
Windows PowerShell12 / 13
最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。
GitHub で作ったリポジトリの最初の枝も main です。手元でも同じ名前にそろえておくと迷いません。枝は第6章で扱います。
うまくいかないとき:つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。
Windows PowerShell13 / 13
設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。
大文字を混ぜて打った defaultBranch は、ここでは小文字で出ます。同じ設定なので気にしなくて構いません。
うまくいかないとき:user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。
Windows PowerShell
うまくいかないとき(手順ごと)
上の手順の番号と合わせて見てください。
- 01
ブラウザ(ホームページを見るアプリ。Edge や Chrome)で、Git の公式サイトを開きます。
違うページが出たら、打った文字を見直します。Git は必ずこの公式サイトからダウンロードします。
- 02
「Click here to download」を押します。Git を入れるファイル(インストーラ)のダウンロードが始まります。
どこに落ちたか分からないときは、Ctrl キーを押しながら J を押すと、ダウンロードの一覧が開きます。
- 03
ダウンロードしたファイルを開きます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら「はい」を押します。
「はい」が無くパスワードを求められたら、パソコンの管理者の許可が要ります。学校や会社のパソコンなら、管理している人に相談します。
- 04
Next を押して進みます。入れる場所などの画面もそのまま Next。やがてエディターを選ぶ画面が出ます。
後で見慣れない画面(Vim)から抜けられなくなったら、Esc キーを押してから :q! と打って Enter を押します。
- 05
そのまま Next で進み、Adjusting your PATH environment では (Recommended) の付いた真ん中のままにします。
一番上(Git Bash only)に印が付いていると、ターミナルから git が見つかりません。真ん中の丸を押してから Next を押します。
- 06
さらに Next で進み、Choose a credential helper では Git Credential Manager のままにします。
None に印が付いていたら、Git Credential Manager の丸を押します。None のままだと、GitHub とやりとりするたびに入力を求められます。
- 07
残りの画面も Next で進み、ボタンが Install に変わったら押します。終わると Completing the Git Setup Wizard と出ます。
エラーが出て止まったら、パソコンを再起動して、ファイルを開くところからやり直します。入れ直しても困ることはありません。
- 08
Finish を押して閉じます。次に、Windows キー(窓のマーク)を押しながら X を押し、一覧から「ターミナル」を選びます。
「ターミナル」が無いとき(Windows 10 など)は「Windows PowerShell」を選びます。ブラウザで英語のページ(Release Notes)が開いたら閉じて構いません。
- 09
git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。
赤い字のエラーが出たら、ターミナルを閉じて開き直してから打ち直します。入れる前から開いていたターミナルは、新しい Git を知りません。
- 10
記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。
「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。
- 11
メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。
打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。
- 12
最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。
つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。
- 13
設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。
user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。
Macの場合
01 / 09
ターミナルを開きます。command キー(⌘)を押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って Enter を押します。
ターミナルは、文字で命令(コマンド)を打つ画面です。Mac では最初は白い画面です(この絵は黒ですが中身は同じ)。打ち間違えても壊れません。
02 / 09
git --version と打って Enter を押します。Git が無い Mac では、Git を含む道具を入れるかを聞かれます。
半角の英字で打ちます。この文字をコピーして command + V で貼り付けても構いません。Git が入っている Mac ではこの画面は出ず、手順5と同じ1行が出ます。そのときは手順6へ。
03 / 09
「インストール」を押し、使用許諾契約の画面で「同意する」を押すと、ダウンロードとインストールが始まります。
終わるまで数分から数十分かかります(インターネットの速さによります)。「ソフトウェアがインストールされました。」と出れば終わりです。
04 / 09
「完了」を押して閉じます。ターミナルに戻ります。
ターミナルの英語の3行は「道具が見つからないので、入れるよう頼んだ」という知らせです。気にしなくて構いません。
05 / 09
もう一度 git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。
数字は Mac の状態で変わります。(Apple Git-…) は、Apple が配っている Git という意味です。
06 / 09
記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。
この名前は、あなたの記録(コミット)に「誰が残したか」として付きます。GitHub のユーザー名と同じにすると分かりやすいです。
07 / 09
メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。
GitHub は、記録のメールアドレスを見て、あなたの記録だと判断します。公開したくない人は、この章の下の「メールアドレスを公開したくないとき」を先に読みます。
08 / 09
最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。
GitHub で作ったリポジトリの最初の枝も main です。手元でも同じ名前にそろえておくと迷いません。枝は第6章で扱います。
09 / 09
設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。
大文字を混ぜて打った defaultBranch は、ここでは小文字で出ます。同じ設定なので気にしなくて構いません。
01 / 09
ターミナルを開きます。command キー(⌘)を押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って Enter を押します。
ターミナルは、文字で命令(コマンド)を打つ画面です。Mac では最初は白い画面です(この絵は黒ですが中身は同じ)。打ち間違えても壊れません。
うまくいかないとき:検索の欄が出ないときは、Finder で「アプリケーション」→「ユーティリティ」を開き、「ターミナル」をダブルクリック(素早く2回押す)します。
~02 / 09
git --version と打って Enter を押します。Git が無い Mac では、Git を含む道具を入れるかを聞かれます。
半角の英字で打ちます。この文字をコピーして command + V で貼り付けても構いません。Git が入っている Mac ではこの画面は出ず、手順5と同じ1行が出ます。そのときは手順6へ。
うまくいかないとき:この画面が出ず、ほかにも何も起きないときは、xcode-select --install と打って Enter を押すと、同じ画面が出ます。
~03 / 09
「インストール」を押し、使用許諾契約の画面で「同意する」を押すと、ダウンロードとインストールが始まります。
終わるまで数分から数十分かかります(インターネットの速さによります)。「ソフトウェアがインストールされました。」と出れば終わりです。
うまくいかないとき:失敗したと出たら、インターネットにつながっているかを確かめ、手順2の git --version からやり直します。
~04 / 09
「完了」を押して閉じます。ターミナルに戻ります。
ターミナルの英語の3行は「道具が見つからないので、入れるよう頼んだ」という知らせです。気にしなくて構いません。
うまくいかないとき:ターミナルの窓が見えなくなったら、手順1と同じように command キーを押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って開きます。
~05 / 09
もう一度 git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。
数字は Mac の状態で変わります。(Apple Git-…) は、Apple が配っている Git という意味です。
うまくいかないとき:また同じ画面が出たら、まだ入り終わっていません。「インストール」を押すところからやり直します。
~06 / 09
記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。
この名前は、あなたの記録(コミット)に「誰が残したか」として付きます。GitHub のユーザー名と同じにすると分かりやすいです。
うまくいかないとき:「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。
~07 / 09
メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。
GitHub は、記録のメールアドレスを見て、あなたの記録だと判断します。公開したくない人は、この章の下の「メールアドレスを公開したくないとき」を先に読みます。
うまくいかないとき:打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。
~08 / 09
最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。
GitHub で作ったリポジトリの最初の枝も main です。手元でも同じ名前にそろえておくと迷いません。枝は第6章で扱います。
うまくいかないとき:つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。
~09 / 09
設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。
大文字を混ぜて打った defaultBranch は、ここでは小文字で出ます。同じ設定なので気にしなくて構いません。
うまくいかないとき:user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。
~
うまくいかないとき(手順ごと)
上の手順の番号と合わせて見てください。
- 01
ターミナルを開きます。command キー(⌘)を押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って Enter を押します。
検索の欄が出ないときは、Finder で「アプリケーション」→「ユーティリティ」を開き、「ターミナル」をダブルクリック(素早く2回押す)します。
- 02
git --version と打って Enter を押します。Git が無い Mac では、Git を含む道具を入れるかを聞かれます。
この画面が出ず、ほかにも何も起きないときは、xcode-select --install と打って Enter を押すと、同じ画面が出ます。
- 03
「インストール」を押し、使用許諾契約の画面で「同意する」を押すと、ダウンロードとインストールが始まります。
失敗したと出たら、インターネットにつながっているかを確かめ、手順2の git --version からやり直します。
- 04
「完了」を押して閉じます。ターミナルに戻ります。
ターミナルの窓が見えなくなったら、手順1と同じように command キーを押しながらスペースキーを押し、「ターミナル」と打って開きます。
- 05
もう一度 git --version と打って Enter を押します。git version で始まる1行が出れば、Git が入っています。
また同じ画面が出たら、まだ入り終わっていません。「インストール」を押すところからやり直します。
- 06
記録に残す名前を設定します。" " の中を自分の名前に変えて打ち、Enter を押します。何も出なければ成功です。
「is not a git command」と出たら、つづりの間違いです。名前を間違えても、正しい名前で同じコマンドを打ち直せば置き換わります。
- 07
メールアドレスも設定します。第1章で GitHub に登録したメールアドレスを使います。
打ち間違えたら、正しいメールアドレスで同じコマンドを打ち直します。あとから打ったほうが残ります。
- 08
最初の枝(ブランチ)の名前を main にする設定もしておきます。
つづりを間違えてもエラーは出ず、別の設定として入ります。次の手順で init.defaultbranch=main があるかを確かめます。
- 09
設定した中身を確かめます。この3行が並べば、この章はおしまいです。
user.name=practice のように名前が途中で切れていたら、" " で囲み忘れています。この章の下の「打ち間違えたとき」を見て直します。
メールアドレスを公開したくないとき
設定したメールアドレスは、あなたが残す記録の中に入ります。公開のリポジトリに記録を送ると、その記録を見た人には メールアドレスも見えます。見せたくない人は、GitHub が用意している「公開用のメールアドレス(noreply)」を使います。
- ブラウザで GitHub にサインインし、右上の自分のアイコンを押して Settings を開きます。
- 左の一覧から Emails を開きます。
- Keep my email address private に印を付けます。すると、
[email protected]のような形のアドレスが表示されます (数字とユーザー名は人によって違います)。 - そのアドレスをコピーして、この章の「メールアドレスを設定する」手順の
" "の中に貼り付けます。
このアドレスも、あなたのアカウントに結びついています。GitHub の画面では、登録したメールアドレスと同じように、記録にあなたの名前が付きます。 画面の英語の表記は GitHub 公式ドキュメント(コミット メール アドレスを設定する)のとおりです。GitHub の画面は変わることがあるので、見つからないときは公式ドキュメントを確かめてください。
打ち間違えたとき
名前やメールアドレスの設定は、何度でもやり直せます。同じコマンドを正しい値で打ち直すと、あとから打ったほうに置き換わります。直したら、git config --global --list で中身を確かめます。
名前が途中で切れている(" " で囲み忘れた)
空白の入った名前を " " で囲まずに打つと、空白の前までしか入りません。エラーは出ないので、確かめて初めて気づきます。
$ git config --global user.name practice learner $ git config --global user.email "[email protected]" $ git config --global init.defaultBranch main $ git config --global --list user.name=practice [email protected] init.defaultbranch=main $ git config --global user.name "practice learner" $ git config --global --list user.name=practice learner [email protected] init.defaultbranch=main
設定の名前のつづりを間違えた
init.defaultBranch のつづりを間違えると、エラーは出ずに別の名前の設定として入ります。 間違えて入ったものは --unset で消してから、正しいつづりで打ち直します。
$ git config --global init.defaultBrnch main $ git config --global --list user.name=practice-learner [email protected] init.defaultbrnch=main $ git config --global --unset init.defaultBrnch $ git config --global init.defaultBranch main $ git config --global --list user.name=practice-learner [email protected] init.defaultbranch=main
出力は、この教材用に作った練習の設定で実際に打って得たものです。Windows の PowerShell でも、打つコマンドと出る内容は同じです(行の頭が$ ではなく PS C:\Users\…> になるだけです)。
この章で覚えること
- 1
Git は自分のパソコンに入れる道具、GitHub はインターネットの上の置き場所です。 どの進め方を選んでも、Git は必要です。
- 2
git --versionで、Git が入っているかを確かめられます。git version で始まる1行が出れば入っています。 - 3
git config --globalで決めた名前とメールアドレスは、これから残すすべての記録に付きます。 間違えても、打ち直せば置き換わります。
公式の説明は Git のInstallと、Pro Git(日本語)のGitのインストール・最初のGitの構成にあります。