第5章
GitHub へ送る
第4章で作った記録は、まだ手元のフォルダーの中にしかありません。GitHub 側は、第1章で作った時点のままです。 ここでは、その差を埋めて手元と GitHub の中身をそろえます。 送る操作を push(プッシュ)と呼びます。最後はブラウザで GitHub を開いて、本当に入ったかを自分の目で確かめます。
- この章が終わると
- push した内容が github.com の画面に出ることを確かめられる状態
- 用意するもの
- 第4章で記録まで済ませたフォルダー。新しく入れるものはありません。
この章の進め方を選んでください
同じことを3つのやり方で説明します。どれを選んでも、できあがるものは同じです。 あとから何度でも変えられます。
ターミナル:黒い画面に命令を打ちます。遠回りに見えますが、Git が何をしているかがそのまま見えるので、あとで困ったときに自分で調べられるようになります。
VS Code:エディタ(VS Code)の画面で、ボタンを押して進めます。コマンドを覚えなくても同じことができます。中で動いているのは、ターミナルで打つのと同じ Git です。
AI エージェント:やりたいことを日本語で伝えて、AI に代わりにやってもらいます。ここでは Claude Code を例にしますが、載せている指示文は他のエージェントでもほとんどそのまま使えます。
下にスクロールすると、手順が1つずつ再生されます。見逃したら、スクロールを戻せば同じところが巻き戻ります。 はじめて送るときは、GitHub へのサインインを求められます。出る画面と進め方は、第3章のGitHub にサインインを求められたらにまとめてあります。
ターミナルで進める
01 / 09
第4章の続きです。記録したフォルダーの中で、ターミナルを開きます。
枠の上に出ているのが、いまいるフォルダーです。第4章と同じ場所にいます。
02 / 09
いまの状態を見ます。「手元のほうが1つ先に進んでいる」と出ます。
ahead of 'origin/main' by 1 commit の origin は、第3章で出てきた「つなぎ先につけた名前」です。
03 / 09
記録の一覧を、印つきで見ます。origin/main は1つ前の記録に付いたままです。
--decorate は「どの記録がどの枝の先端か」を一緒に出す指定です。origin/main が GitHub 側の位置を表します。
04 / 09
送ります。これが push です。最後の行に、どこからどこへ進んだかが出ます。
はじめてのときは、ここで GitHub のサインインを求められます。出る画面と進め方は、第3章の「GitHub にサインインを求められたら」にあります(Mac は先に gh auth login を済ませておきます)。数字は環境で変わります。
05 / 09
もう一度見ます。「先に進んでいる」が消え、up to date になりました。
手元と GitHub の中身が同じになった、という意味です。
06 / 09
印も見ます。origin/main が、いちばん新しい記録まで追いつきました。
push は「この印を GitHub 側でも前へ動かす」操作だと考えると分かりやすいです。
07 / 09
ブラウザで GitHub のリポジトリを開き直します。送ったものがここに出ています。
開きっぱなしにしていた場合は、読み込み直してください。古い画面のままだと変わって見えません。
08 / 09
一覧の見出しが 2 Commits になり、いま送った記録の名前が出ています。
右の英数字は、その記録につけられた名前です。手元の git log で見たものと同じものが出ます。
09 / 09
README の中身にも、手元で足した1行が出ています。ここまでが第5章です。
これで、手元と GitHub の中身がそろいました。別のパソコンからでも同じものを clone できます。
01 / 09
第4章の続きです。記録したフォルダーの中で、ターミナルを開きます。
枠の上に出ているのが、いまいるフォルダーです。第4章と同じ場所にいます。
~/Documents/hello-github02 / 09
いまの状態を見ます。「手元のほうが1つ先に進んでいる」と出ます。
ahead of 'origin/main' by 1 commit の origin は、第3章で出てきた「つなぎ先につけた名前」です。
~/Documents/hello-github03 / 09
記録の一覧を、印つきで見ます。origin/main は1つ前の記録に付いたままです。
--decorate は「どの記録がどの枝の先端か」を一緒に出す指定です。origin/main が GitHub 側の位置を表します。
~/Documents/hello-github04 / 09
送ります。これが push です。最後の行に、どこからどこへ進んだかが出ます。
はじめてのときは、ここで GitHub のサインインを求められます。出る画面と進め方は、第3章の「GitHub にサインインを求められたら」にあります(Mac は先に gh auth login を済ませておきます)。数字は環境で変わります。
~/Documents/hello-github05 / 09
もう一度見ます。「先に進んでいる」が消え、up to date になりました。
手元と GitHub の中身が同じになった、という意味です。
~/Documents/hello-github06 / 09
印も見ます。origin/main が、いちばん新しい記録まで追いつきました。
push は「この印を GitHub 側でも前へ動かす」操作だと考えると分かりやすいです。
~/Documents/hello-github07 / 09
ブラウザで GitHub のリポジトリを開き直します。送ったものがここに出ています。
開きっぱなしにしていた場合は、読み込み直してください。古い画面のままだと変わって見えません。
https://github.com/practice-learner/hello-github08 / 09
一覧の見出しが 2 Commits になり、いま送った記録の名前が出ています。
右の英数字は、その記録につけられた名前です。手元の git log で見たものと同じものが出ます。
https://github.com/practice-learner/hello-github09 / 09
README の中身にも、手元で足した1行が出ています。ここまでが第5章です。
これで、手元と GitHub の中身がそろいました。別のパソコンからでも同じものを clone できます。
https://github.com/practice-learner/hello-github
VS Codeで進める
01 / 08
第4章の続きです。「グラフ」節では main が雲の印より1つ上にあり、ボタンは「変更の同期 1↑」になっています。
雲の印は GitHub 側がどの記録まで持っているかを表します。手元のほうが1つ進んでいる、つまり送っていない記録が1つある状態です。
02 / 08
一番下の帯にも、同じずれが 0↓ 1↑ と出ています。↑ が送る数、↓ が受け取る数です。
03 / 08
「グラフ」節の見出しにマウスを乗せると、右にボタンが並びます。上向きの矢印が「プッシュ」です。
3つ並んだ矢印は、左から「すべてのリモートからフェッチ」「プル」「プッシュ」です。どれもマウスを乗せると名前が出ます。
04 / 08
「プッシュ」を押します。手元の記録が GitHub へ送られます。これが push です。
「変更の同期 1↑」を押しても送れます。同期は、受け取る(プル)と送る(プッシュ)をまとめて行うボタンです。はじめてのときは GitHub へのサインインを求められます(「許可」を押してブラウザで許可します。第3章の「GitHub にサインインを求められたら」)。
05 / 08
雲の印が main の横へ移りました。GitHub 側も同じ記録まで進んだ、という意味です。
「送信した変更点」の行が消え、ボタンは「コミット」に戻りました。一番下の帯も、ずれが無いので印だけになります。
06 / 08
ブラウザで GitHub のリポジトリを開き直します。送ったものがここに出ています。
開きっぱなしにしていた場合は、読み込み直してください。古い画面のままだと変わって見えません。
07 / 08
一覧の見出しが 2 Commits になり、いま送った記録の名前が出ています。
右の英数字は、その記録につけられた名前です。手元の git log で見たものと同じものが出ます。
08 / 08
README の中身にも、手元で足した1行が出ています。ここまでが第5章です。
これで、手元と GitHub の中身がそろいました。別のパソコンからでも同じものを clone できます。
01 / 08
第4章の続きです。「グラフ」節では main が雲の印より1つ上にあり、ボタンは「変更の同期 1↑」になっています。
雲の印は GitHub 側がどの記録まで持っているかを表します。手元のほうが1つ進んでいる、つまり送っていない記録が1つある状態です。
hello-github02 / 08
一番下の帯にも、同じずれが 0↓ 1↑ と出ています。↑ が送る数、↓ が受け取る数です。
hello-github03 / 08
「グラフ」節の見出しにマウスを乗せると、右にボタンが並びます。上向きの矢印が「プッシュ」です。
3つ並んだ矢印は、左から「すべてのリモートからフェッチ」「プル」「プッシュ」です。どれもマウスを乗せると名前が出ます。
hello-github04 / 08
「プッシュ」を押します。手元の記録が GitHub へ送られます。これが push です。
「変更の同期 1↑」を押しても送れます。同期は、受け取る(プル)と送る(プッシュ)をまとめて行うボタンです。はじめてのときは GitHub へのサインインを求められます(「許可」を押してブラウザで許可します。第3章の「GitHub にサインインを求められたら」)。
hello-github05 / 08
雲の印が main の横へ移りました。GitHub 側も同じ記録まで進んだ、という意味です。
「送信した変更点」の行が消え、ボタンは「コミット」に戻りました。一番下の帯も、ずれが無いので印だけになります。
hello-github06 / 08
ブラウザで GitHub のリポジトリを開き直します。送ったものがここに出ています。
開きっぱなしにしていた場合は、読み込み直してください。古い画面のままだと変わって見えません。
https://github.com/practice-learner/hello-github07 / 08
一覧の見出しが 2 Commits になり、いま送った記録の名前が出ています。
右の英数字は、その記録につけられた名前です。手元の git log で見たものと同じものが出ます。
https://github.com/practice-learner/hello-github08 / 08
README の中身にも、手元で足した1行が出ています。ここまでが第5章です。
これで、手元と GitHub の中身がそろいました。別のパソコンからでも同じものを clone できます。
https://github.com/practice-learner/hello-github
AI エージェントで進める
01 / 10
第4章の続きです。記録したフォルダーの中で、ターミナルを開きます。
02 / 10
エージェントを起動します。ここから先は日本語で頼むだけです。
03 / 10
やってほしいことを書いて送ります。「送る前に教えて」を付けるのがコツです。
何が送られるのかを先に出させると、思っていたのと違うときに止められます。
04 / 10
エージェントは、いまの状態を調べてから「何を送るか」を見せて、許可を求めてきます。
ここで必ず読んでください。送る記録が1つで合っているかを、自分で確かめます。
05 / 10
内容に問題がなければ許可します。エージェントが送ります。
ここで出ている git push が、ターミナルで進める場合に打つコマンドと同じものです。
06 / 10
本当に入ったかを確かめてもらいます。「やった」で終わらせないのが大事です。
07 / 10
印の位置が動いたことで、GitHub 側にも入ったと分かります。
origin/main は GitHub 側の位置を表す印です。いちばん新しい記録まで追いついています。
08 / 10
ブラウザで GitHub のリポジトリを開き直します。送ったものがここに出ています。
開きっぱなしにしていた場合は、読み込み直してください。古い画面のままだと変わって見えません。
09 / 10
一覧の見出しが 2 Commits になり、いま送った記録の名前が出ています。
右の英数字は、その記録につけられた名前です。手元の git log で見たものと同じものが出ます。
10 / 10
README の中身にも、手元で足した1行が出ています。ここまでが第5章です。
これで、手元と GitHub の中身がそろいました。別のパソコンからでも同じものを clone できます。
01 / 10
第4章の続きです。記録したフォルダーの中で、ターミナルを開きます。
~/Documents/hello-github02 / 10
エージェントを起動します。ここから先は日本語で頼むだけです。
~/Documents/hello-github03 / 10
やってほしいことを書いて送ります。「送る前に教えて」を付けるのがコツです。
何が送られるのかを先に出させると、思っていたのと違うときに止められます。
~/Documents/hello-github04 / 10
エージェントは、いまの状態を調べてから「何を送るか」を見せて、許可を求めてきます。
ここで必ず読んでください。送る記録が1つで合っているかを、自分で確かめます。
~/Documents/hello-github05 / 10
内容に問題がなければ許可します。エージェントが送ります。
ここで出ている git push が、ターミナルで進める場合に打つコマンドと同じものです。
~/Documents/hello-github06 / 10
本当に入ったかを確かめてもらいます。「やった」で終わらせないのが大事です。
~/Documents/hello-github07 / 10
印の位置が動いたことで、GitHub 側にも入ったと分かります。
origin/main は GitHub 側の位置を表す印です。いちばん新しい記録まで追いついています。
~/Documents/hello-github08 / 10
ブラウザで GitHub のリポジトリを開き直します。送ったものがここに出ています。
開きっぱなしにしていた場合は、読み込み直してください。古い画面のままだと変わって見えません。
https://github.com/practice-learner/hello-github09 / 10
一覧の見出しが 2 Commits になり、いま送った記録の名前が出ています。
右の英数字は、その記録につけられた名前です。手元の git log で見たものと同じものが出ます。
https://github.com/practice-learner/hello-github10 / 10
README の中身にも、手元で足した1行が出ています。ここまでが第5章です。
これで、手元と GitHub の中身がそろいました。別のパソコンからでも同じものを clone できます。
https://github.com/practice-learner/hello-github
この章で覚えること
- 1
記録することと、送ることは別です。 第4章の commit は手元に残すだけで、GitHub 側は何も変わりません。送ってはじめて、 他の人やほかのパソコンから見えるようになります。
- 2
origin/main は GitHub 側の位置を表す印です。 送る前は1つ前の記録に付いたままで、送ると手元の位置まで追いつきます。 「ずれているかどうか」は、この印を見れば分かります。
- 3
送ったら、ブラウザで確かめます。 どの進め方でも、最後は github.com の画面に出ているかどうかが答えです。 ターミナルの
git push、 VS Code の「プッシュ」、エージェントへの頼みごとは、どれも同じことをしています。
公式の説明は GitHub のリモートリポジトリへのコミットのプッシュと、VS Code のRepositories and remotesにあります。